2016 TOKYO FASHION AWARD

この度、2016 TOKYO FASHION AWARD を幸運にも受賞させて頂きました。


ひとえに、いつも応援してくださる皆さんのおかげであり、社員一同、感謝しかないです。 また沢山のおめでとうを頂き有難うございました。

先日参加させて頂いた合同展示会で、
全く面識のない方々が
「ファッションアワード見た? ○○○○とかName.が受賞できるなら、お前ら余裕で受かるでしょ!」
って会話を耳にしました。

周りに居た方々は僕に妙に気を遣ってくれてましたが、自分的には凹むとかは全く無く、逆にそういう風に会話に出てきた事が非常に嬉しかったです。

 知って頂き光栄だなと。
本当、嬉しかったです。

ど素人の集まりから始まった弊社。
いよいよアパレルからファッションの入り口へとやって来てしまいました。


あくまで僕個人の私的な考えなのですが、
僕は今まで、アパレルとファッションを別物として捉えてきました。

「どんな仕事をしてるの?」と聞かれても「アパレル系です」と答え、意識して「ファッション」と言う言葉を避けてきました。

僕の中では、アパレルよりもファッションと言うのは、ただ洋服を作り商いにするだけじゃなくて、アートやカルチャー、歴史などを最も重んじる美しいものって言うイメージ。

パリの友人のララが作っているジュエリーを見た時に、「なんて美しいんだろう、これこそファッションだなぁ」と思いました。

彼らの立ち振る舞い、生活様式、一つ一つから感じる洗練された美しさ。
当たり前にポケットから取り出すリップクリームひとつ取ってみても、洒落て見える。


それは生まれ育った環境の差も大きいと思います。歴史=アート なのだから。
ですからファッションの部分だけでヨーロッパで戦う事は難しいでしょう。

しかし、僕ら日本人は、アパレルとファッションを融合できる能力に特化しているような気がします。

ファッションへのスタートラインに立つ資格を得ただけですが、力まず、相変わらずのスタンスで、コツコツやって行きたいと思います。


1月のParis展。毎日が未知なるファッション業界との戦い。

先を思う胸のワクワク感と、胃のキリキリ感が、今は丁度良いバランスです笑