潜在能力
とある休日のショッピングモール。
家族の買い物についていき、ベンチに座って待っていた時。
隣には小2〜小3くらいの男の子と、そのお父さん。
親子でたいした会話もなく、数分経った頃、
こんな会話が聞こえてきた。
お父さん「〇〇、オモチャ屋さんにオモチャ見にいくか?」
息子「行かない…」
お父さん「どうして?欲しいって言ってたのあるんじゃないか?」
息子「あるけど、行ったら買ってくれるの?」
お父さん「今日は何の日でもないから買う訳ないだろ」
息子「でしょ? 買ってくれないのに行くなんて無駄じゃん。無駄だよ」
お父さん「………」
建設的というか何というか。
たまたま隣にいた見知らぬ自分ですが、なんだか妙に切なくなった。
明確な目的以外は少年にとって無駄。
だから無駄な事はしたくない。
なんて現実的でスマートな子供だろう。
自分が少年と同じ歳の頃は、買えなくてもオモチャ屋さんに目を輝かせていなかっただろうか。
お店でイメージと胸を膨らませていなかっただろうか。
良くも悪くも、面倒くさい事はしない、無駄な事はしない。
スマホひとつで大抵の物が買える時代。
スマホひとつであらゆる情報が入ってくる時代。
それにより、夢や希望は薄れつつあるのかもな と、ふと、そんな事を思ってしまった。
自分がディレクションしているurselfもNICATAも実店舗はありませんが、自分自身、例え商品を買わなくても色んなお店に足を運ぶ事を無駄だなんて思った事は無かったし、逆に知識や現状を知れる大切な行為だと捉えています。
それは、自分がそういう立ち位置にいるからこそ なんだと改めて気づかされたという感じ。
これからは販売店のみならず、ブランドやメーカーが実店舗を構える商売に対して今より更に協力して、お客さんがお店に足を運ぶ行為を「無駄」だと思われてしまわないように共に考え工夫し、行動を起こす事がより重要になってくる気がします。
それが必要なのは勿論、ブランドやメーカーにもよりけりなんですが。
ちなみにurselfは、そんな時代に逆行した、無駄こそを大切にし、無駄な物ほど生活を豊かにするんじゃないか というプロジェクトです(笑)
そんな urself
ISETAN新宿さんでのPOP-UPも本日がいよいよ最終日。
遠方からも沢山のお客さんが足を運んでくれているようで、とても嬉しいです。
東京で開催する機会も少ないので、本日最終日、ご興味ある方は是非!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
先日、原宿の大先輩から恒例のサクランボが到着
家族全員サクランボ大好き!! 感謝!!!
NICATAも一昨日から御中元&暑中見舞いの予約受付を
今年も開始致しました。
ONLINE SHOPで完売中の商品も予約受付可能です。
ONLINE SHOP 『お問い合わせ』からお気軽にご連絡ください。
昨日は朝からNICATAの仕事で沼津へ。
秋又の会社の裏で休憩時間(45分)にちょこっとルアーフィッシング。
ペンペンシイラ(1尾だけ60くらいあったけど)とはいえ、
昼間の10時にサクッと3尾。(オールリリース)
ベイトフィネスだったので、クソ面白かったです(腕パンパン)
やはり海のポテンシャルが違いますね。。。